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古書
紺色カバーの表紙右上角にとてもうっすらとした折れが感じられますが、全体的に良好です。
28 x 21 cm
1987-88年
32 + 36 + 44 pages
近年、1990年代のグラフィックデザインが再び注目を集める一方で、さらに時代を遡り、15世紀における活版印刷の起源や、知識がどのように複製され、伝達されてきたのかという歴史への関心も高まっている。
なぜ今、私たちは人類が文字による知識を大規模に複製する手段を初めて手にした時代に目を向けるのだろうか。AIによって情報の生成や共有のあり方が劇的に変化している現代だからこそ、印刷技術が人類の知識や文化にもたらした根本的な変革を振り返ることに、新たな意味が生まれているのかもしれない。
『OFFICINA』は、スイス・バーゼルに拠点を置く、長い歴史を持つ印刷・出版社Schwabe & Co. AGが刊行した出版物である。
豊富な図版を通して、15世紀から近代に至る印刷とタイポグラフィの歴史をたどっている。初期の印刷本、ガラモン、キャスロン、バスカヴィルによる歴史的な活字見本、Times New Romanの発展、さらには1814年と1946年の新聞『The Times』の比較など、多岐にわたる資料が収録されている。
また、これらの資料とともに、学術出版におけるSchwabeの歴史と伝統にも光を当て、印刷技術が人類の知識の保存と伝達にどのような役割を果たしてきたのかを、より広い視点から考察している。
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